ウクライナ戦争での教訓から、陸自では今後AH-1SやOH-1等の攻撃/偵察へりの廃棄と大きな転換方針を打ち出した。その代り各種無人機への採用に舵を切る。よって今後の有人ヘリはUH-2/UH-60/CH-47の3種に絞られることになる。UH-2の配備予定数150機に対し、令和7年までに予算措置が終わったのは何と71機になる。つまり、配備予定数の約半数の予算が既に確保され、発注がかかっているという事でこのスピード感は素晴らしいものである。当初予定された150機と言うUH-2生産予定数が維持されるのか、又は情勢の変化で変わるのかはわからないが、OH-6が存在していた頃の方面航空隊の定数が20機、師団飛行隊の定数が10機だった時代から、今やその半分も満たされない時代になっているのは確かである。一部の役割が無人機に変ると言っても、戦力として数は重要であると考え、今後のUH-2の更なる増勢に期待したい。
↑ 立川駐屯地の東部方面航空隊に最初に配備されたUH-2/45162。2025年3月31日に立川駐屯地で導入のセレモニーが行われたばかりの機体が5月の横田基地航空祭でお披露目となった。昨年2024年3月の中部方面隊、7月の西部方面隊に次いでUH-2が配備された3つ目の方面航空隊となった。